引っ越しを行うなら「引っ越し見積もり一括サービス」に申し込むのが便利です。
お得に引っ越しをするには、一括見積もり後の訪問見積もりで正確な見積もりをしてもらい、値段交渉をする必要があります。
僕も実際に新潟から東京に引っ越しする時に一括見積もりを利用し、その後の訪問見積もりで料金をガクッと下げてもらうことに成功しました。
その際に分かった注意すべき事をシェアするとともに、参考にぜひ値段交渉にトライしてみてください。
引っ越し一括見積もりサービスとは
インターネット上で一回の必要事項の入力で複数業者に見積もり依頼を送れる便利なサービスです。
複数の業者の見積もりを比較することで、引っ越し相場が分かり、最も安い業者を選ぶ事ができます。
どなたでも無料で利用できるサービスなので、少しでも安く引っ越ししたいと考える方には必須のサービスです。
引っ越し一括見積もりサービスの流れ
引っ越し一括見積もりサービスは自分の情報(住所や引っ越し先の情報)を入力してしまえば、自動で業者から見積もりを出してくれるので簡単に行う事ができます。
一括見積もりで見積もりを頼むと各業者に「一括見積もりで依頼が入った」と情報が行きます。
このことより業者側には「引っ越ししたいけどどの業者にしようか悩んでいる」という意思も合わせて伝える事ができます。
- 自分の情報入力
- 希望する業者を選択
- メールで見積料金を比較
- 自分にあった引っ越し業者を選択
詳細な金額を決めるなら訪問見積もりへ
このようにインターネットを使って簡単に見積もりを取る事ができ、希望の業者に依頼をする事ができます。
その後見積もりが出たら、荷物の量や運搬トラックの空き状況、シーズンの可否で料金が前後するので業者から「詳細に見積もりたい」と言われ「訪問見積もり」を提案されます。
訪問見積もりは、営業の方が家に来て、引っ越しプランや今の家の物量を正確に調べあげます。
当日に直接立ち会うという手間がありますが、他社の料金を提示して「この金額より安くして欲しい」と値段交渉ができます。
面と向かって話すことにより、緊張感が生まれ、相手も引っ越しの予約を確定させようと必死になるので「もっと安くしたい」時におすすめなのでぜひ検討しましょう。
訪問見積もり時に注意したい5つのポイント
一括見積もりが終わり、気になる業者が見つかったら訪問見積もりをお願いしましょう。
以下の点に注意すると、一括見積もり時よりも安い金額で引っ越すことができます。
当日は営業の方を目の前にするとあたふたしてしまうと思うので、訪問見積もり当日を迎える前に以下の点をチェックして準備しておきましょう。
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- 訪問見積もりも複数お願いする
- 物量は正確に伝える
- 引っ越し日までに荷物を減らす事を伝える
- 「今日契約すると〇〇円安いです!」の言葉でその場で契約しない
- 業者が置いていく段ボールに注意
訪問見積もりも複数お願いする
訪問見積もりも複数お願いするようにしましょう。
ここでも他社同士で競合してもらうことにより、価格競争が起きるのでさらに値段を下げることができます。
日程調整の連絡のやりとりの手間がありますが、安く引っ越しするためにぜひやりましょう。
物量は正確に伝える
一括見積もり時の金額はあくまで料金を出すための概算値になります。
お家の段ボールの数や大きな荷物の大きさや数によって、金額は前後しますし、引っ越し日のトラックの空き状況によっては一つ大きなトラックになってしまうかもしれません。
トラックの大きさ一つで金額が動くので他の条件で金額を下げようとしてもどうにもならない
引っ越し当日に「こんな家具聞いてない」と言われないように、荷物は隠すことのないように伝えましょう。
引っ越し日までに荷物を減らす事を伝える
引っ越し当日まで荷物を減らす予定のものを把握しましょう。
特に大きな荷物(ソファーや冷蔵庫など)は処分するだけで、トラックが一回り小さくなり、料金が一段階安くなる可能性があります。
高い引っ越し代金を払うより「現地で調達した方が新品を購入できていい!」ということもあるので検討してみてください。
訪問見積もり時に来られる営業さんに大きな荷物が会った時に「これを持っていくと料金変わってきますか?」と聞いてみるのがいいと重います。
引っ越し業者的には少しでも高い金額での引っ越しをさせようとしますが、他社と競合している状況なので、安く見積もらないと他社に勝てないと分かっています。
お客さんの安くしようとする要求にも積極的に答えることが、引っ越し予約確定に近いことも分かっているので対応してくれます。
「今日契約すると〇〇円安いです!」の言葉でその場で契約しない
営業の方に物量と引っ越し先までの距離(住所)を教えると電卓を打ち始め、見積もりの計算が始まります。
そこで「ざっと計算したところ〇〇円ですね。」
「ですが今契約して頂くとこの金額から〇〇円値引きさせていただきます。」というように「今契約するとお得ですよ!」とアピールしてきます。
見積もりが出揃ってないと提示された金額が妥当なのかが分からないので、すぐに「じゃあお願いします!」と返答する事なく「後日に数社訪問見積もりをお願いしているので出揃ってから返答します。」とだけ返事しましょう。
実際に思っていた金額よりも安いと感じても、後の業者に競合をかけて希望よりも更に安くする事ができるので「保留」としておくといいと思います。
業者が置いていく段ボールに注意
▼以下のように二つの業者(ハートとサカイ)のダンボールが家に残っていまいました▼
仮に「契約します」と言ってしまったら、業者は梱包に必要な段ボールとガムテープを置いていきます。
この梱包材はそのままにしておくと厄介なことになるアイテムだとご存知ですか?
契約しなかった梱包材は返送するか買い取るかしなければならなく、その料金どちらをとっても高額なんです。
契約を確約させるために業者側は置いていこうとしますが、「やっぱり他の業者にしよう」と思ってもダンボールは「高額・高送料」なため返品しづらく、「ダンボールを置いていった業者に断りづらく」なっています。
これが引っ越し業者のうまい手口なのですが、以上の写真のように本命の業者に他の業者のダンボールを見せることにより「確定してしまったがやっぱり悩んでいる」といえば、「では希望の金額になるように頑張ります!」と値段を下げてくれます。
まとめ
引っ越し一括見積もりサービス後の訪問見積もりは値段交渉をしやすく、安い金額へ有利に運びやすいのでぜひ利用して下さい。
来て頂く営業の方の人柄次第で交渉のしやすさ・しにくさは変わってくるとは思いますが、あちらも必死に引っ越しを確定させようと必死に営業してきます。
紹介した注意点を守れば、提示された金額よりも安くなること間違いないなしなので参考にしてくださいね。